育休を取って初めて気づいた、働く父親の本音

育休ライフ

育休を取って初めて気づいた、働く父親の本音

〜復帰して見えた“家族”と“仕事”のギャップ〜

こんにちは、りょつです。

2025年3月に第一子が生まれ、4〜5月の2ヶ月間、育児休業を取得後6月に仕事へ復帰して、ちょうど3週間が経ちました。

今回は、育休を取る前に感じていた不安、実際に過ごした育児の日々、そして職場復帰後に見えてきたギャップについてお話したいと思います。これから育休を検討しているパパや、同じような立場の方の参考になれば嬉しいです。


育休前は「正直、怖かった」

育休を取ると決めた時、正直に言えば不安だらけでした。

子どもとはもちろん、妻と毎日長時間一緒に過ごす生活なんて、今までに経験がありません。周囲からは「全然寝られないよ」とか「妻の機嫌が最悪」とか、ネガティブな話も聞いていて、「もしかしたら仕事をしている方が楽なんじゃ…」とすら思っていました。

さらに、仕事を抜けることで同僚に負担をかけることになること、自分がいない間に何かが変わってしまうのではという焦りもありました。育休を取ること自体が、どこかで「甘えている」と思われるのでは?という心配もありました。

ですが、実際には、職場も家族もとても協力的でした。会社は快く送り出してくれましたし、友人や家族も「いい決断だね」と応援してくれたのが心強かったです。


想像よりもずっと幸せな育児生活

育休が始まってからの生活は、完全に子ども中心。
3時間おきのミルクに始まり、オムツ交換、洗濯、自分たちの食事の準備と買い物、夜には沐浴と寝かしつけ。これを毎日ひたすら繰り返す日々でした。

1か月検診を過ぎて、子どもが外に出られるようになってからは、ベビーカーで散歩に行くのが日課に。育児にも少しずつ慣れてきた頃で、妻と交代で自由時間をとったり、気分転換の時間を持つこともできるようになりました。

そして一番大きなギャップは、「思った以上に子どもが可愛い」ということ。育児って大変で辛いものだと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。もちろん夜中に起きたり、抱っこで腕がパンパンになったりもしましたが、不思議と「苦」と感じたことはなかったんです。

特に印象に残っているのは、毎晩23時〜0時頃に決まって訪れる謎のグズりタイム。オムツでもミルクでもダメ、抱っこしても泣き止まない。毎晩その時間が来ると「おお、きたな…」と夫婦で顔を見合わせるのが日課になっていました。
でも、それもいつの間にか終わっていたんです。そんな小さな出来事も、今となってはいい思い出です。

日々感じたのは、成長の喜び。
ぶかぶかだった服がピッタリになったり、初めて目が合った瞬間、ふとした表情で笑ってくれた時…。そんな瞬間に立ち会えたことは、本当にかけがえのない体験でした。

育休中は、「親になった」という実感がじわじわと湧いてきた時間でもありました。自然と自分よりも子どもを優先するようになっていて、「ああ、もう自分はお父さんなんだな」と感じるようになりました。


職場復帰して感じたこと

6月、約2ヶ月ぶりに職場に戻った初日。
気持ちは、まるで夏休み明けの学生のようでした。懐かしさや、久しぶりに会う同僚たちとの再会の嬉しさを感じつつも、ちょっとした緊張感もありました。

復帰してみると、いくつかの変化にも驚きました。
新しい人が入社していたり、逆に辞めていた人がいたり。社内のツールが変わっていたり。小さな変化の積み重ねが、少しだけ自分を“浦島太郎”にしたような気分にさせました。

仕事への向き合い方も、育休前とは変わりました。
今は「とにかく早く帰りたい」。
いかに効率よく仕事を進めて、残業せずに帰るかを意識するようになりました。
また、「この先もっと収入を上げていくには?」と、家族のための将来設計をより現実的に考えるようになったのも、自分の中での変化です。

そして何より、子どもと過ごせる時間が減ったことで、その時間の価値がグンと上がりました。
一緒にお風呂に入ったり、寝顔を見たり、ほんの少しの時間でも「今しかない」と感じるようになりました。


働く父親として、これから意識していきたいこと

仕事と育児の両立は、決して簡単なことではありません。
でも、通勤時間にYouTubeを見たり、スマホでやりくりしたり、意外と工夫できることもあります。

今の自分にとっては、「どれだけ効率よく働いて、どれだけたくさんの家族の時間をつくれるか」が一番大事なテーマです。

育休を取ることには、不安も迷いもありました。でも今は、「本当に取って良かった」と心から思っています。
子どもと過ごしたあの時間は、人生の中でもトップクラスのかけがえのない経験でした。


育休を取るか悩んでいる方へ

育休は、家族のためだけじゃなく、自分自身にとっても大きな意味を持つ時間です。

不安や葛藤はあって当然。でも、取ったからこそ得られるものが確かにあります。
もし、この記事を読んで少しでも「自分も育休を取ってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。


あなたは育休にどんなイメージがありますか?

ぜひコメントで、あなたの考えや体験も教えてください。

 

 

 

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